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ニュース・プレスリリース

【レポート】第29回 ゆかりセミナー「老人とトイレ」

2015年6月20日 (土)

 2015年5月23日(土)に、第29回ゆかりセミナー「老人とトイレ」が開催されました。
 
諸事情で、今回のゆかりセミナーの写真などはないのですが(すみません!)、講師を務めてくださいました小俣一平(坂上遼)さんからレポートをいただきましたので、ご紹介いたします。


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私の講話は、全く実利を伴わないので恐縮ですが、しばしお付き合い下さい。
健康な生活、元気な終末に欠かせないのが、意外とトイレであることに気づかされたのはここ1年ほど前。還暦を迎えてからです。それまでは、「老人と海」というヘミングウェイの原作の映画を観て「あの老人は4日間も海でカジキマグロと闘いながら、その間トイレはどうしたのだろう」と下世話なことを考える程度でした。それが昨年の8月、ゼミの学生10人余を連れて富岡製糸所に出かけた際、開門までの2時間余外で待ち続けている間にやはり催してくるんですね。結局我慢しきれず近くの公衆トイレに入って絶句したんです。コンクリート打ち放しにぽつんと1つ和式トイレがあるだけ。富岡製糸所は世界遺産ですよ。実は5年前に椎間板ヘルニアを患ってからというもの「トイレは洋式」を選んでいましたが、ここに来て選択肢が全くない最悪の状況に陥ったのです。どうにかシャガムことは出来ても立ち上がれない。これは東日本大震災のボランティアで学生たちと石巻に5日ほど行ったときも同様で、毎日泣きながら用を足していました。その悪夢再びでした。日本の人口は推定で1億2690万人、65歳以上となると3300万人、つまり4人に1人は老人ということで、還暦過ぎた男女を加えると更に多くなります。私のような「トイレ弱者」が快適な社会生活を送っていくためにはどうしたらいいのか。そうです、公衆・公共トイレの洋式化を促進することに他なりません。そのためには、洋式化への啓蒙活動が必須と考え、週刊文春に月1回「トイレ探検隊がゆく」の連載をはじめました。隊員を募集していて、現在国内は、北は網走から南は沖縄、海外もパリ、浙江省、ニューヨーク、カルフォルニアと広がりを見せ、年齢も15歳から92歳まで、その数は130人に上ります。講話は、北は知床半島から南は屋久島のボットン・トイレまで全国津々浦々の実情を写真で示しながら紹介していきました。紙面の都合上、詳しく次号6月25日発売の「週刊文春」を御覧ください。小俣一平


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