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ニュース・プレスリリース

【レポート】第41回 ゆかりセミナー「大丈夫!介護旅行」

2017年4月30日 (日)

第41回のゆかりセミナー「大丈夫!介護旅行」。
講師は、篠塚恭一さん(「あ・える倶楽部」株式会社エス・ピー・アイ 代表取締役)。
  
故郷の墓参りをしたい。思い出の場所を再訪したい。高齢者のそんな切実な思いを実現するのがトラベルヘルパー。サービス開始当初は申し仕込みは少なかったけれど、今では年間400件の旅行をアレンジするまでに成長しています。この分野のパイオニア、株式会社SPIあ・える倶楽部の代表、篠塚恭一さんに、どうやって「社会を変える」を仕事にできたのかをお聞きしました。



介護度が高くても、旅行やお出かけを楽しめる。
それが、要介護高齢者向けの旅行サービス「あ・える倶楽部」です。
団体旅行の参加者の多くは、時間とお金に余裕のできてくる50代以上が中心。ですが、団体旅行のリピーターさんたちが、年をとるとともに健康上の問題を抱え、旅行に行かなくなってくる。長く旅行業に携わる中でそんな現象を感じた篠崎さんは、介護と旅行を組み合わせる必要性を感じたといいます。


介護旅行には、トラベルヘルパーという、介護技術と旅行業務知識を備えた「外出支援」の専門家が同行します。旅行、日常のお出かけ、お墓参り……希望に答え、きめ細やかに対応する外出支援サービス。旅の同行だけではなく、介護度に応じて必要な介護用具や宿、交通機関などの手配もトラベルヘルパーのお仕事です。当然、旅行ではさまざまなトラブルもありますが、それに臨機応変に対応できる機転も必要とのこと。

旅行は、国内はもちろん、海外も。介護度5の方の旅行もあるそうです。
介護旅行が実現したことで、次はあそこに行きたい!と新しい希望が生まれることも。
セミナーでは、リハビリに精を出し、介護度が改善した例が紹介されました。旅行に参加する度に活き活きとハリのある顔つきになるご様子に、セミナー参加者の皆様もびっくり。
旅行に出かけることは、生きる上でとても大きな原動力になることが伝わるお話でした。


ご本人の「旅行に行きたい」という意思、家族の同意、そして主治医の許可。
この3つがあれば、介護度などの状態は問わないそうです。
家族同伴のない、おひとりの方(トラベルヘルパーはもちろん同伴)の介護旅行も多いとのこと。
 
旅は最高のリハビリ。身体だけでなく、心のリハビリにもなる介護旅行。
 
もしも将来身体が動かなくなったら……年を重ねるにつれ、誰もがそんな不安をいだいてしまいます。そんな不安に、明るい光を当ててくれる、介護旅行のお話でした。


次回ゆかりセミナーは、5月27日(土)です!
詳細決まりましたらまたご案内いたします。
お楽しみに!


■ 講師紹介

篠塚恭一 (「あ・える倶楽部」株式会社エス・ピー・アイ 代表取締役)
1961年、千葉県生まれ。NPO法人日本トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会理事長、株式会社SPIあ・える倶楽部代表取締役。専門学校卒業後、大手旅行会社で添乗員を務め、84年に人材派遣会社に転職、派遣添乗員などの育成に携わる。91年に現在の会社を設立し、バリアフリー旅行・介護旅行を専門に手がけるようになる。95年から超高齢者向けサービス人材の育成を本格的に開始し、2006年にNPO法人「日本トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会」を設立